
TFSのテザーフォロイング機能:
テザー(ワイヤー)の引き出し長さ・角度により、テザー先端(=人などロボットを先導するもの)の位置を、TFSという位置測定技術ユニット1つだけで自動検知をおこない、その検知した位置に合わせて、ロボットの走行速度や加速度、方向等をちょうどよく制御する技術を組み合わせた追従機能。
ひとにやさしい移動ロボット技術
「テザーフォロイングセンサ(TFS)」
TFSは、追従ロボットを安全に実現するロボット技術です。ロボットがひとの手とテザー(ワイヤー)でつながり、ひとについてきてくれるようになります。
世の中にロボットが普及し、自在に動いてついてきてくれたりモノを持ってきたりしてくれるロボットが、私たちのすぐそばで活動してくれると、生活がより便利で楽しくなり、社会の様々な問題解決も進みそうです。
けれども、人間にはロボットに対して不安感や怖さがあります。ロボットが勝手に動いたり近づいたり大切なモノを運んだりするのは、まだちょっと心配ですね。
また、特に屋外・不整地を無人で走行するロボットは、高価格で複雑になりがち。技術は日々進化しているものの、先端技術を複数搭載するためです。
これら心理的・経済的な課題により、自動走行ロボットの普及には、まだまだ時間がかかりそうな世の中です。
わたしたちは、TFSという“手動と自動のちょうど真ん中”の技術で、これら心理的・経済的な課題に立ち向かいます。
TFSをつかうと、ひとが自分の手でロボットと動いている感覚を得られるので、不安がありません。TFSひとつで追従に必要な機能を満たすので、コストも小さくなります。
自動化に向けた課題を少しずつ乗り越え、いまと未来をつなぐ存在として、多様なロボットや機械が、ひとにとってやさしくなるための進化を続けます。
事業紹介
TFS搭載ロボットの受託開発・プロトタイピングをおこなっています。TFSの汎用性の高さを生かし、貴社専用設備として開発・製作、貴社製品にTFS搭載プロトタイプの製作など、ご要望に合わせて対応いたします。開発のどの段階からでもOK。安全機能、多機能搭載なども対応可能です。
技術の情報がほしい、こんなことできる?など気になることはお気軽にお問い合わせください。
企業内新事業開発、開発支援、スピンアウトに伴う会社設立、自治体との共同研究などの経験をもとに、企業や自治体など幅広いお客様へ、新事業開発、事業推進等の支援をおこなっております。いわゆるコンサルティングというより、中に入り込んでいっしょに取り組む「伴走型」を得意としております。
ふわっとした構想だけでも構いません。まずは課題ややってみたいことをお聞かせください。
いまよりもっと安心・安全・手頃な「運ぶ」「移動する」を当たり前にする